【群山1泊2日】朝いちばんの電車で行く冬の群山|車窓の朝日・町の食堂・日本式の古い家の宿

【群山1泊2日】朝いちばんの電車で行く冬の群山|車窓の朝日・町の食堂・日本式の古い家の宿

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全北特別自治道(チョンブク特別自治道)の港町、群山(クンサン)。古い町並みが残る、静かな町です。

私はクリスマスのころ、温泉で有名な温陽温泉(オニャンオンチョン)駅から、朝いちばんの電車で群山へ行きました。この記事では、電車の旅、町の食べもの、日本式の古い家の宿まで、1泊2日の回り方をまとめます。

群山へ向かう電車の窓から見た、川と冬の朝日
電車の窓から見た、冬の朝日

※2024年1月に、「全羅北道(チョンラブクド)」は「全北特別自治道」という名前に変わりました。古いガイドブックでは「全羅北道」と書かれています。

群山1泊2日ってどんな旅?

  • ソウルから電車で約3時間15分〜3時間35分。朝の電車に乗れば、9時ごろに着きます
  • 1日目は古い町並みを歩いて、夜は古い家の宿に泊まります
  • 2日目は、家のすぐ横を線路が通る「京岩洞(キョンアムドン)鉄道村」へ
  • 町の見どころはまとまっているので、1泊2日でちょうどよく回れます

私は2泊しましたが、実際に歩いた順番をもとに、1泊2日で回れるように整理しました。

朝いちばんの電車で群山へ

ソウルの龍山(ヨンサン)駅から群山駅までは、長項線(チャンハンせん)の電車が走っています。KTXは群山駅まで直接は行きません。私はまだ暗いうちに出る電車に乗りました。私は、この長項線の途中にある温陽温泉駅から乗りました。

夜明け前の駅のホームに止まる電車
朝7時ごろ、途中の駅で。外はまだ暗いです

8時ごろから、窓の外がだんだん明るくなりました。田んぼや川の向こうから朝日がのぼってきて、とてもきれいでした。

電車の窓から見た夜明けの空
8時前の空。雲がオレンジ色に光っていました
電車の窓から見た冬の木と朝の空
8時20分ごろ。冬の木と朝の空

💡 旅のヒント:冬の朝、電車は南へ向かって走るので、朝日は進む方向の左側(東側)に見えます。きっぷを買うときは、左側の窓ぎわの席をえらぶのがおすすめです。

9時すぎに群山駅に着きました。新しくて広い駅です。

群山駅のホームと電車
群山駅のホーム
電車の種類かかる時間料金(一般席)
セマウル号約3時間15分〜3時間35分21,600ウォン
ムグンファ号約3時間15分〜3時間35分14,500ウォン

龍山駅から群山駅への電車は1日15本ほどで、いちばん早い電車は5時32分発です(2026年10月時点)。

情報の出典:asamaru 列車時刻表(龍山→群山)(2026年10月確認)

1日目:古い町並みを歩く

群山駅は町の中心から少し離れています。駅からはタクシーで、古い町並みが残る月明洞(ウォルミョンドン)のあたりへ行きました。

映画のロケ地「草原写真館」や、100年前の建物はこちらの記事でくわしく紹介しています。

群山 時間旅行村の時計塔
「近代群山 時間旅行」の時計塔

町の食堂で、温かいおでんスープ

お昼前、寒かったので町の小さな食堂に入りました。おでんのスープ、キンパ(韓国のり巻き)、トッポッキを食べました。冬の町歩きでは、温かいスープがいちばんうれしいです。

群山の食堂で食べたおでんスープとキンパ、トッポッキ
おでんスープとキンパ、トッポッキ

※このお店の名前は記録していなかったため、ここでは紹介していません。

群山の名物:ハニルオクのソコギムグク(写真なし)

群山でよく名前が出るのが、牛肉と大根のスープ「ソコギムグク」の店ハニルオク(한일옥)です。私は今回行けなかったので写真はありませんが、朝早くから開いているので、2日目の朝ごはんにぴったりです。

メニュー(日本語)韓国語値段
牛肉と大根のスープ한우무우국11,000ウォン
牛肉ユッケのビビンバ한우육회비빔밥12,000ウォン
ビビンバ비빔밥10,000ウォン
豆もやしスープ콩나물국7,000ウォン
キムチチゲ김치찌개10,000ウォン
  • 住所:全北特別自治道 群山市 九永3キル 63(전북 군산시 구영3길 63)
  • 電話:0507-1470-5502
  • 営業時間:7:00〜21:30(土日は6:00〜)
  • 駐車場:店の前にあり(無料)
  • 週末はならぶことがあります

注文のときは「ムグク ハナ チュセヨ(무국 하나 주세요=ムグクを1つください)」と言えば大丈夫です。

情報の出典:ダイニングコード(한일옥)(2026年10月確認)

雑貨のお店とカフェめぐり

月明洞のあたりには、小さな雑貨店やカフェがたくさんあります。私が入ったお店は、クリスマスの飾りでいっぱいでした。

月明洞の雑貨カフェの入口
クリスマスの飾りがある雑貨カフェの入口
雑貨カフェのスノードームとサンタの人形
サンタの人形とスノードーム
クリスマスツリーが入ったスノードーム
ツリーが入ったスノードーム

※お店は入れかわることが多いので、ここではお店の名前を書いていません。歩きながら、気になるお店に入ってみてください。

💡 旅のヒント:お店の中の小物を手に取ったり写真を撮ったりする前に、お店の人に「サジン チゴド ドェヨ?(사진 찍어도 돼요?=写真を撮ってもいいですか?)」と聞きましょう。このひとことで、お店の人の表情がやわらかくなります。

夜:日本式の古い家の宿に泊まる

群山には、古い家を直したゲストハウスがあります。私が泊まった花潭旅館(ファダムヨグァン/화담여관)は、1935年に建てられた日本式の木の家を直した宿です。建物は日本式の古い家ですが、部屋はベッドのタイプなので、ふだんベッドで寝ている方も安心です。

日本式の古い家を直したゲストハウス「花潭旅館」
花潭旅館の外観

建物の中には中庭(なかにわ)があって、夜になると木の形のライトが光ります。寒い冬の夜でしたが、とても温かい雰囲気でした。

夜の中庭で光る木のライト
夜の中庭で光る木のライト(22時ごろ)

💡 旅のヒント:夜は、ライトアップされた木と古い建物がならんで、昼とはちがう雰囲気になります。夜もぜひ少し歩いてみてください。

  • 住所:全北特別自治道 群山市 平和キル 99-3(전북 군산시 평화길 99-3)
  • チェックイン16:00/チェックアウト11:00(予約サイトの情報)
  • 2026年10月の時点で、予約サイトに掲載されています。料金は日によって変わるので、予約サイトで確認してください

情報の出典:HotelsCombined(花潭旅館)/beer2day(2017年の宿泊記)(2026年10月確認)

群山には、ホテルやゲストハウスがいろいろあります。

2日目:鉄道村へ

2日目は、家のすぐ横を線路が通る京岩洞鉄道村と、軍艦が見られる進浦(チンポ)海洋テーマ公園へ行きました。こちらの記事で紹介しています。

午後、町にもどると、クリスマスツリーの布をかけた壁がありました。冬の群山は、町のあちこちにこんな飾りがありました。

壁に飾られたクリスマスツリーの布
壁にかかったクリスマスツリーの布

1泊2日のモデルコース

1日目

  • 5:32ごろ 龍山駅を出発(長項線の電車)
  • 9:00ごろ 群山駅に着く → タクシーで月明洞へ
  • 10:00〜 草原写真館、古い町並みを歩く
  • 12:00 お昼ごはん
  • 13:30〜 雑貨のお店とカフェ
  • 夕方〜 古い家の宿にチェックイン

2日目

  • 朝 ハニルオクでソコギムグク
  • 10:00〜 京岩洞鉄道村
  • 12:00〜 進浦海洋テーマ公園
  • 午後 ソウルへ帰る(高速バスか電車)。全州(チョンジュ)へ足をのばすのもおすすめです

私は群山のあと、バスで全州へ行きました。全州の韓屋村はこちらの記事で紹介しています。

📝 正直レビュー:群山はどんな人におすすめ?

  • 💛 群山は、私が韓国でいちばん好きな旅行先トップ3に入る町です。
  • 👍 小さくてかわいい見どころと、おいしいお店がたくさんあります。日本の方に人気のカンジャンケジャン(カニのしょうゆ漬け)でも有名な地域なので、ケジャンが大好きな方は、それだけのために行く価値があります。
  • 🚶 いなかの町なので、バスなどの交通の便はあまりよくありません。ただ、駅から観光エリアまでバスかタクシーで行ってしまえば、見どころどうしは歩いて回れる距離なので、それほど不便ではありません。
  • 🏛️ 近代史の博物館もあり、日本の植民地時代の歴史にふれる場面があります。感じ方は人それぞれですが、それも含めて、1泊でじっくり歩く価値のある町だと思います。
  • 🗓️ 1泊2日の旅行先としては、韓国でいちばんだと思っています。日帰りだと、きっと物足りなく感じるはずです。

韓国人からのアドバイス

  • 群山駅は町の中心から離れています。駅と町の間はタクシーがかんたんです
  • 冬の群山は海の風が強くて寒いです。手袋とマフラーがあると安心です
  • 朝早い電車は、前の日にアプリで席を予約しておきましょう
  • 月曜日は博物館がお休みです。月曜日に行くなら、町歩きとカフェ中心にしましょう

アクセス:ソウルから群山への行き方

電車高速バス
出発する場所龍山(ヨンサン)駅ソウル高速ターミナル(セントラルシティ)
乗るものセマウル号・ムグンファ号高速バス
かかる時間約3時間15分〜3時間35分約2時間30分
着く場所群山駅群山高速バスターミナル

高速バスのほうが早く着きます。電車は、窓の景色を楽しみたい人におすすめです。バスの料金は群山の町並みの記事のアクセスで紹介しています。

電車のきっぷは、スマホアプリ「KORAIL+(コレールプラス)」で日本語で予約できます。

KTXに何回も乗るなら、外国人旅行者だけが使える乗り放題パス「KORAIL PASS」が便利です。

群山駅から町へ

市内バスもありますが、旅行者にはタクシーがかんたんです。韓国のタクシーの料金や便利なアプリはこちらの記事で紹介しています。

レンタカー

群山の見どころは少し離れているところもあるので、車があると楽です。

あわせて読みたい

※私の訪問は2018年12月です。営業時間・料金は2026年10月時点で確認した情報ですが、変更される場合があります。

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この記事を書いた人:チャニョン
韓国でテレビ番組・YouTubeを15年つくってきた映像PD(フリーランス)。Mnet「アンプリティ・ラップスター」などの番組づくりに参加。ロケで歩いた韓国の町を、わかりやすく紹介しています。くわしいプロフィール
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