【群山・京岩洞鉄道村】家のすぐ横を線路が通る町|軍艦が見られる進浦海洋テーマ公園もいっしょに

【群山・京岩洞鉄道村】家のすぐ横を線路が通る町|軍艦が見られる進浦海洋テーマ公園もいっしょに

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全北特別自治道(チョンブク特別自治道)の港町、群山(クンサン)。この町には、家のすぐ横を線路が通る、ちょっと不思議な場所があります。それが京岩洞(キョンアムドン)鉄道村です。

今回は、港の近くで本物の軍艦や戦車が見られる進浦(チンポ)海洋テーマ公園とあわせて紹介します。私が12月に2日かけて歩いた順番です。

線路の両側にお店がならぶ京岩洞鉄道村
線路の両側にお店がならぶ京岩洞鉄道村

進浦(チンポ)海洋テーマ公園ってどんなところ?

  • 群山の港の近くにある、海と戦いの歴史をテーマにした公園です。2008年にできました
  • 1380年、この海で高麗(こうらい)の崔茂宣(チェ・ムソン)が、火薬の大砲を使って倭寇(わこう)の船をやぶりました。「進浦大捷(チンポデチョプ)」といいます
  • 公園には、引退した陸・海・空の軍の乗り物が13種類16台ならんでいます
  • いちばんの見どころは、大きな軍艦「威鳳艦(ウィボンハム)」です

1日目のお昼ごろ、近代の町並みを歩いたあとに寄りました。公園の入口には、たくさんの国の旗がならんでいます。

進浦海洋テーマ公園の入口にならぶ旗
公園の入口にならぶ旗

中に入ると、戦車や大砲がすぐ目の前にあります。近くで見ると、とても大きくて迫力があります。

戦車や軍艦を間近で見られるので、子どもはきっと大喜びするはずです。家族旅行ならとくにおすすめですが、大人の私も十分楽しめました。

公園に展示された戦車と軍艦「威鳳艦」
戦車のうしろに見えるのが軍艦「威鳳艦」
屋外に展示された戦車
屋外に展示された戦車。説明の看板もあります
自走砲と軍艦
大きな砲がついた自走砲と軍艦

威鳳艦は、1945年にアメリカで作られた船です。第二次世界大戦で使われたあと、1959年に韓国の海軍に来ました。2006年の最後の日に引退するまで、48年間はたらいた船です。

軍艦「威鳳艦」とLOVEのオブジェ
威鳳艦と「LOVE」のオブジェ
「時間旅行」と書かれた門
公園の近くにある「時間旅行」の門

進浦海洋テーマ公園の基本情報

  • 住所:全北特別自治道 群山市 内港2キル 32(전북 군산시 내항2길 32)
  • 開いている時間:夏(3〜10月)9:00〜18:00/冬(11〜2月)9:00〜17:00
  • 休み:毎週月曜日、1月1日、市が決めた日
  • 電話:063-454-5953
威鳳艦だけ統合券(博物館・美術館・建築館・威鳳艦)
大人1,000ウォン3,000ウォン
青少年・軍人700ウォン2,000ウォン
子ども300ウォン1,000ウォン

近くの群山近代歴史博物館も見るなら、統合券がお得です。

情報の出典:群山近代歴史博物館(進浦海洋テーマ公園)/群山市 文化観光(2026年10月確認)

海にうかぶ「浮き桟橋」も見てみよう

2日目の朝は、公園のとなりの海ぞいを歩きました。海の上には「トゥンダリ埠頭(뜬다리부두)」という、水にうかぶ桟橋があります。群山の港の歴史を伝える場所のひとつです。

海にうかぶ桟橋「浮き桟橋(トゥンダリ埠頭)」
海にうかぶ桟橋「トゥンダリ埠頭」

京岩洞(キョンアムドン)鉄道村ってどんなところ?

  • 1944年、日本の植民地だった時代にできた線路です。紙の工場と群山駅の間で、紙の材料を運んでいました
  • 線路の長さは約2.5km。家と家の間の、とてもせまい場所を汽車が走っていました
  • 2008年7月1日に汽車の運転が終わり、今は線路が残る観光地になっています
  • 2014年の韓国映画「男が愛する時」のロケ地にもなりました
  • 線路ぞいには、昔なつかしいお菓子屋さんや文房具屋さんがならびます。昔の韓国の制服をかりて写真をとることもできます

線路を歩いてみた

2日目のお昼前、港のほうから歩いて向かいました。とちゅうの町かどには、昔の踏切の信号機が残っています。

線路の踏切が残る町かど
町かどに残る踏切の信号機

鉄道村の入口には、汽車の形をした案内板があります。ここから線路にそって歩きます。

京岩洞鉄道村の汽車の形の案内板
汽車の形の「群山 京岩 鉄道村」案内板
案内板と、家のすぐ横を通る線路
案内板のすぐ横を、線路がのびています

線路の両側には、小さなお店がぎっしりならんでいます。屋根やパラソルが線路の上までせり出していて、本当に「家の前を汽車が通っていた」ことがよくわかります。

線路ぞいには、かわいい小物のお店や、韓国の昔のおもちゃ・お菓子を売るお店、昔の制服を借りて写真を撮れるレンタルショップなどが並んでいます。私はひとりだったので見て歩くだけでしたが、友だちと行けば、制服を着て線路で写真を撮るのも楽しそうです。

お店のエリアをぬけると、静かな住宅街になります。ここは今も人が住んでいる場所です。大きな声を出したり、家の中をのぞいたりしないようにしましょう。

線路ぞいの家と柵
線路ぞいの家と緑の柵

先へ進むと、線路の横に東屋(あずまや)がある小さな公園があります。うしろには高層マンションが見えて、昔と今がいっしょにある風景です。

線路と東屋(あずまや)、うしろに高層マンション
線路と東屋、うしろに高層マンション
草がしげる昔の線路
草がしげる昔の線路

京岩洞鉄道村の基本情報

  • 住所:全北特別自治道 群山市 京村4キル 14(전북 군산시 경촌4길 14)
  • 入場:1年中、自由に歩けます
  • トイレ:あり(車いすで使えるトイレもあります)
  • 電話:063-454-3332

情報の出典:群山市 文化観光(京岩洞鉄道村)/鉄道経済新聞(2022年6月)(2026年10月確認)

💡 旅のヒント:線路のまわりはお店がならぶ観光スポットですが、人が暮らしている場所でもあります。冬は日がしずむのが早いので、明るいうちに歩くなら午後の早い時間がおすすめです。お店の前では、お店の人やほかの人のじゃまにならないように気をつけましょう。

私が回った順番

  • 1日目 12:00ごろ 進浦海洋テーマ公園(近代の町並みを歩いたあとに)
  • 2日目 10:30 トゥンダリ埠頭と威鳳艦
  • 2日目 11:20〜13:10 京岩洞鉄道村

進浦海洋テーマ公園から京岩洞鉄道村までは、約2kmはなれています。歩くと少し遠いので、タクシーが便利です。

📝 正直レビュー:京岩洞鉄道村・進浦海洋テーマ公園はどんな人におすすめ?

  • 🚂 京岩洞鉄道村は、大きな鉄道があるわけではありません。でも、かわいい小物や、韓国の昔のおもちゃ、制服のレンタルショップなどがあって、友だちといっしょなら楽しい時間を過ごせると思います。
  • 🪖 進浦海洋テーマ公園は、子どもが特に喜びそうな場所なので、家族旅行なら強くおすすめします。私自身も楽しめました。

韓国人からのアドバイス

  • 威鳳艦は月曜日がお休みです。鉄道村は毎日歩けます
  • 線路の上は石がごろごろしていて歩きにくいです。歩きやすいくつで行きましょう
  • 冬の群山は、海からの風がとても冷たいです。あたたかい服を持っていきましょう

群山は1泊するのがおすすめです。1日目に近代の町並み、2日目に鉄道村を回ると、ちょうどいいペースです。

アクセス:ソウルから群山への行き方

ソウルから群山へは、高速バスがいちばん便利です。電車もありますが、KTXは群山駅まで直接は行きません(2026年10月時点)。

高速バス電車
出発する場所ソウル高速ターミナル(セントラルシティ)龍山(ヨンサン)駅
乗るもの高速バス(1日40本ほど)セマウル号・ムグンファ号
かかる時間約2時間30分約3時間10分〜3時間30分
着く場所群山高速バスターミナル群山駅

バスの料金は一般席14,300ウォン、優等席20,900ウォンです。早く着きたいときは、KTXで益山(イクサン)駅まで行き、そこから群山へ向かう方法もあります。

情報の出典:bustrain.kr(セントラルシティ→群山 高速バス時刻表)/Trip.com 群山駅ガイド(2026年10月確認)

電車のきっぷは、スマホアプリ「KORAIL+(コレールプラス)」で日本語で予約できます。

KTXに何回も乗るなら、外国人旅行者だけが使える乗り放題パス「KORAIL PASS」がお得です。

群山に着いたら

  • 群山駅は町の中心から遠いので、タクシーが便利です
  • 市内バスもありますが、本数が少なめです。乗るバスはNAVERマップで調べるのがかんたんです
  • タクシーの料金の目安と、日本人でもかんたんな呼び方はこちらの記事で紹介しています

レンタカーなら、もっと自由に

群山の見どころは、港のまわりと町の中に広がっています。全州(チョンジュ)などの近くの町もいっしょに回るなら、車が便利です。

  • ソウルで借りて、そのまま群山へ行くこともできます
  • 日本の免許で運転するには「国際運転免許証」が必要です
  • 韓国では、車は日本と反対の右側を走ります

※私の訪問は2018年12月です。営業時間・料金は2026年10月時点で確認した情報ですが、変更される場合があります。

※掲載情報は2026年10月6日に確認したものです。営業時間や料金は変わることがあるので、お出かけ前に公式情報も確認してください。

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この記事を書いた人:チャニョン
韓国でテレビ番組・YouTubeを15年つくってきた映像PD(フリーランス)。Mnet「アンプリティ・ラップスター」などの番組づくりに参加。ロケで歩いた韓国の町を、わかりやすく紹介しています。くわしいプロフィール
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