【安東→浦項ドライブ】山から海へ1日で走る|清涼山・シジミ汁・8kmの砂浜・海の上の展望台

【安東→浦項ドライブ】山から海へ1日で走る|清涼山・シジミ汁・8kmの砂浜・海の上の展望台

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安東(アンドン)の古民家に泊まった次の日、私は車で東の海へ向かいました。山あいの道を走り、シジミ汁を食べ、長い砂浜と海の上の展望台を見て、夕方には浦項(ポハン)へ。

この記事では、安東から浦項まで、山から海へ1日で走ったドライブコースを、実際に回った時間の順番で紹介します。韓国の地方らしい景色が、ぎゅっとつまった1日でした。

後浦(フポ)の高台から見たエメラルド色の海
後浦(フポ)の高台から見た海

この日のコース

時間場所ひとこと
9:00清涼山(チョンニャンサン)奉化(ポンファ)の岩山。入り口まで
10:20英陽(ヨンヤン)の山道山の上に風力発電
10:50松川江(ソンチョンガン)シジミ汁でブランチ
11:40コレブル海水浴場長さ約8kmの砂浜
12:10後浦(フポ)海の上の展望台
15:20浦項・迎日台(ヨンイルデ)海の上の楼閣と名物ムルフェ
18:00浦項・虎尾串(ホミゴッ)海から手が出る岬

全部で約250km。運転時間だけで5時間ほどかかるので、朝は早めに出発するのがおすすめです。

9:00 清涼山(チョンニャンサン)

安東の北どなり、奉化(ポンファ)郡にある清涼山は、ごつごつした岩の峰がいくつも並ぶ山です。道立公園になっていて、山の中にはお寺「清涼寺(チョンニャンサ)」や、峰と峰をつなぐつり橋「ハヌルダリ(空の橋)」があります。

奉化郡の看板と清涼山
奉化郡に入ると、正面に清涼山

今回は時間がなかったので、山の入り口まででした。それでも、車の窓から見える岩山の形はとても迫力があります。入り口には大きな石碑と案内図があり、ここから登山道が始まります。正直に言うと、車から少し見ただけなので、くわしく語ることはできません。それでも、山の形がとても美しかったのはよく覚えています。

清涼山道立公園の入り口
清涼山の入り口
清涼山道立公園の案内図
清涼山道立公園の案内図

※山に登るなら、半日以上の時間を見ておきましょう。

10:20 英陽(ヨンヤン)の山道

清涼山から東の海へ向かう道は、山と畑のあいだを走る静かな道です。信号もほとんどなく、すれちがう車も少なめ。韓国の「いなか」の景色をのんびり楽しめます。私が走ったときは車が少なかったこともあり、運転がむずかしいと感じるところはありませんでした。静かないなか町のそばを走る、気持ちのいい道です。

山あいの道
山あいの道

英陽の山の上には、大きな風力発電の風車がいくつも立っていました。近くで見ると、思っていたよりずっと大きいです。

英陽の山の上の風力発電
山の上の風力発電

10:50 松川江のシジミ汁でブランチ

海の近くまで来たら、盈徳(ヨンドク)の松川江(ソンチョンガン)という川のそばでひと休み。川の向こうに、三角の山がきれいに見えます。

松川江と三角の山
松川江と三角の山

ここで食べたのが、シジミ汁(재첩국/チェチョプクッ)。川でとれる小さなシジミを、ニラと一緒に煮た、すっきりしたスープです。韓国では、お酒を飲んだ次の朝によく食べられます。シジミ汁は、韓国人にとってもあまりなじみのない料理です。韓国語でいう「シウォナダ(시원하다)」、体にしみわたるようなすっきりした味という言葉がぴったりの一杯でした。

松川江シジミ汁の看板
「松川江シジミ汁」の看板
シジミ汁の定食
シジミ汁の定食。おかずがたくさん並びます

シジミがたっぷり入ったチヂミ「シジミジョン」もおすすめです。外はカリッと、中はシジミの味がしっかりします。

シジミのチヂミ
シジミのチヂミ

ソンチョンガン・チェチョプクッ(송천강재첩국)

  • 住所:慶尚北道 盈徳郡 柄谷面 徳川路 177(경북 영덕군 병곡면 덕천길 177)
  • 営業時間:火〜土 8:30〜20:00(15:00〜16:30は休けい)、日曜 8:30〜15:00
  • 定休日:月曜
  • 電話:054-733-0094
  • シジミ汁を頼むと、おかずが12種類ほど並びます。焼いたサンマが出ることもあります
  • シジミ汁・シジミのすいとん・シジミのチヂミ:各15,000ウォン

情報の出典:ダイニングコード(송천강재첩국)(2026年10月確認)

11:40 コレブル海水浴場

コレブル海水浴場は、砂浜の長さが約8kmもある、とても大きな海水浴場です。「コレ」は韓国語でクジラ。昔、この海でクジラが泳ぐのを見た学者が名前をつけた、という話が残っています。

砂浜には、名前にちなんだクジラの像が立っています。海は遠浅で、波もおだやかでした。

情報の出典:トラベルニュース「コレブル海水浴場」(2026年10月確認)

コレブル海水浴場のクジラの像
コレブル海水浴場のクジラの像
コレブルの静かな海
静かなコレブルの海

💡 旅のヒント:このあたりの海ぞいの道は、北へ走ると海が右側に見えます。バスや車で海をながめたい人は、右側の席に座るのがおすすめです。

12:10 後浦(フポ)のトゥンギサン・スカイウォーク

さらに北へ30分ほど走ると、蔚珍(ウルチン)郡の小さな港町後浦(フポ)に着きます。港のうしろの小さな山(トゥンギサン)に、海の上にのびる展望台「トゥンギサン・スカイウォーク」があります。

港町の路地を歩いて、つり橋をわたると展望台です。

後浦の路地とつり橋
後浦の路地と、山へつづくつり橋
トゥンギサン・スカイウォーク
海の上へのびるスカイウォーク
  • 高さ約20mのがけの上から、海に向かって約135mのびる展望台です
  • そのうち約57mは床がガラス。足もとに海が見えます
  • ガラスを守るため、入り口でくつカバーをもらってはきます
  • 入場・駐車場ともに無料
  • 営業時間:3〜5月・9〜10月 9:00〜17:30/6〜8月 9:00〜18:30/11〜2月 9:00〜17:00(入場は終了の20分前まで)
  • 定休日:月曜(祝日の場合は次の平日)、旧正月とお盆(秋夕)。風が強い日(秒速9m以上)は入れません
  • 住所:慶尚北道 蔚珍郡 後浦面 後浦里 山141-21(경북 울진군 후포면 후포리 산141-21)

情報の出典:アーデントニュース「トゥンギサン・スカイウォーク」(2026年10月確認)

展望台の上から見る海は、エメラルド色でとてもきれいでした。この日いちばんの景色だったと思います。

💡 旅のヒント:スカイウォークの上だけでなく、展望台へ上がる途中の階段からも、港と海がきれいに見下ろせます(この記事のいちばん上の写真)。ガラスの床が苦手な人も、階段からの景色だけで十分楽しめます。

15:20 浦項・迎日台 → 18:00 虎尾串

後浦から南へ約1時間30分走って、浦項に着きました。浦項の迎日台では海の上の楼閣と名物ムルフェを、虎尾串では海から手が出る「相生の手」を見ました。それぞれ、くわしい記事で紹介しています。

📝 正直レビュー:このドライブはどんな人におすすめ?

  • 👍 山をこえて海ぞいの道まで、自分で運転できる人には、ぜひおすすめしたいコースです。
  • 🚗 運転のむずかしさは、私が走ったかぎりではそれほど高くありませんでした(車が少なかったせいかもしれません)。
  • ☕ 浦項に近づくと、道ぞいにカフェも多く、海ぞいには公園も整っているので、休むところには困りません。
  • ⚠️ バスだけで回るのはかなりむずかしいコースです。

韓国人からのアドバイス

  • このコースは、レンタカーでないと回るのはむずかしいです。バスは本数がとても少ないです
  • 山道は、ガソリンスタンドやコンビニが少ないです。安東を出る前にガソリンを入れておきましょう
  • 月曜日は、スカイウォークもシジミ汁のお店もお休みです。月曜以外に行きましょう
  • 1日で全部回ると、かなりいそがしいです。ゆっくりしたい人は、盈徳か後浦で1泊するのもおすすめです

アクセスとレンタカー

このコースのスタートは安東です。安東へは、ソウルの清凉里(チョンニャンニ)駅からKTX-イウムで約2時間。安東への行き方は、安東1泊2日モデルコースでくわしく紹介しています。

  • ゴールの浦項からは、KTXでソウル駅まで約2時間20分です
  • ソウルや釜山でレンタカーを借りて、そのままこのコースを走ることもできます
  • 日本の免許で運転するには「国際運転免許証」が必要です
  • 韓国では、車は日本と反対の右側を走ります

KTXに何回も乗るなら、外国人旅行者だけが使える乗り放題パス「KORAIL PASS」がお得です。

※私の訪問は2022年5月です。営業時間・料金は2026年10月時点で確認した情報ですが、変更される場合があります。

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この記事を書いた人:チャニョン
韓国でテレビ番組・YouTubeを15年つくってきた映像PD(フリーランス)。Mnet「アンプリティ・ラップスター」などの番組づくりに参加。ロケで歩いた韓国の町を、わかりやすく紹介しています。くわしいプロフィール
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