【2026年版】外国人旅行者が使える韓国旅行の割引・特典まとめ|タックスリファンド・KORAIL PASS・観光パス

【2026年版】外国人旅行者が使える韓国旅行の割引・特典まとめ|タックスリファンド・KORAIL PASS・観光パス

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韓国には、外国のパスポートを持っている旅行者だけが使える割引や特典がいくつもあります。たとえばKTXが乗り放題になる「KORAIL PASS」は、韓国人の私は買うことができません。

この記事では、日本から韓国へ旅行する人が1年を通して使えるものを、韓国の映像PDチャニョンがまとめました。それぞれ「だれが使えるか」「どこで買うか」「どんな人に向いているか」を、公式の発表や販売ページで確認した内容で紹介します。

ソウル駅に止まるKTX(高速鉄道)
(2008年)
写真:LWYang/Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

まずは一覧で:外国人旅行者が使える割引・特典

まずは全体をかんたんな表にしました。「外国人だけ」と書いたものは、韓国のパスポートでは使えません。

名前内容使える人買う・使う場所
タックスリファンド・即時還付買い物の税金(付加価値税)の一部がもどる韓国にいる期間が6か月未満の外国人「TAX FREE」マークのお店、空港
KORAIL PASSKTXなどKORAILの列車が乗り放題(2〜5日)外国人だけKlookなどの販売サイト
ディスカバーソウルパスソウルの観光地に無料で入れる外国人だけKlookなどの販売サイト
気候同行カード(短期券)ソウルの地下鉄・バスが乗り放題(1〜7日)だれでもソウルの駅・コンビニ
ビジット釜山パス釜山の観光地に無料・割引で入れる外国人だけKlookなどの販売サイト

いちばん大事なのは、「全部使えば安くなる」わけではないということです。行きたい場所や移動の回数によって、ふつうにチケットを買ったほうが安いこともあります。下で、どんな人に向いているかも書いていきます。

買い物の税金がもどる「タックスリファンド」と「即時還付」

韓国のお店の値段には、付加価値税(日本の消費税のような税金)が入っています。外国人旅行者は、条件を満たせばこの税金の一部をもどしてもらえます。これを「タックスリファンド(택스리펀드)」といいます。

使える条件

  • 韓国にいる期間が6か月未満の外国人
  • 「TAX FREE」マークのあるお店で買ったもの
  • 1つのお店での1回の支払いが15,000ウォン以上(2024年に30,000ウォンから下がりました)
  • 買ってから3か月以内に韓国から持ち出すもの
  • 支払いのときにパスポートの実物を見せる(コピーは使えません)

ちがうお店のレシートを合わせて15,000ウォンにすることはできません。お店によっては、もっと高い金額からにしているところもあるので、レジで聞いてみてください。

お店でその場で安くなる「即時還付」

「即時還付(즉시환급/チュクシファングプ)」に対応したお店では、パスポートを見せると、はじめから税金をのぞいた値段で買えます。空港で手続きをする必要がないので、とても楽です。

項目内容
1回の買い物100万ウォン未満
1回の旅行の合計500万ウォンまで
必要なものパスポートの実物

この上限は、2024年1月1日から上がったものです(それまでは1回50万ウォン未満・合計250万ウォン)。上限をこえた分や、即時還付に対応していないお店で買ったものは、次の「あとでもどす」方法になります。

あとでもどす方法(空港・市内)

  1. お店でパスポートを見せて、税金還付のレシートをもらう
  2. 帰りの空港で、荷物を預ける前に還付のキオスク(機械)でレシートとパスポートを読み取る
  3. 機械の案内にしたがって、現金またはクレジットカードで受け取る

高い買い物をしたときは、空港で税関の人に品物を見せるように言われることがあります。そのときのために、買ったものはスーツケースに入れる前に手続きをしてください。明洞(ミョンドン)などには、市内で手続きできるカウンターや機械もあります。

もどってくる金額は、税金そのもの(値段の約9%)ではなく、手数料を引いた金額です。金額によって変わるので、レシートや機械の表示で確認してください。

情報の出典:Korea JoongAng Daily(2023年11月27日・即時還付の上限引き上げ)/韓国政府Korea.net(2023年11月・最低金額15,000ウォン)(2026年10月9日確認)

KTXが乗り放題「KORAIL PASS(コレールパス)」

「KORAIL PASS(코레일패스/コレールパス)」は、外国人旅行者だけが買える鉄道パスです。決まった日数のあいだ、KTXをふくむKORAILの列車に何回でも乗れます。

種類おとな(13歳以上)こども(6〜12歳)
2日間131,000ウォン66,000ウォン
3日間186,000ウォン93,000ウォン
4日間234,000ウォン117,000ウォン
5日間275,000ウォン138,000ウォン

※料金は販売サイトの表示です(2026年10月9日確認)。Klookでは日本円で表示されます。

ここに注意

  • 使える日は、最初に乗る日から10日のあいだで、好きな2〜5日を選べます
  • 乗れるのは KTX・ITX-セマウル・ムグンファ号などKORAILの列車です。SRT(ソウルの水西(スソ)駅から出る高速鉄道)と地下鉄は使えません
  • 座席の予約は1日2回まで。KORAILのホームページか、駅の窓口でします(券売機ではできません)
  • パスの名前はパスポートと同じにします。1人1枚までです
  • 6歳未満の子ども1人は、おとなのひざの上なら無料です

どんな人に向いている? ソウル→慶州(キョンジュ)→釜山(プサン)のように、何日かでKTXに何回も乗る人に向いています。ソウル⇔釜山を1往復するだけなら、ふつうに切符を買ったほうが安いことも多いので、乗る区間を先に決めて計算してみてください。

ソウル観光なら「ディスカバーソウルパス」と「気候同行カード」

ディスカバーソウルパス(外国人だけ)

「ディスカバーソウルパス(Discover Seoul Pass)」は、ソウル観光財団のパスで、外国人旅行者だけが使えます。景福宮(キョンボックン)などの古宮、Nソウルタワー、国立中央博物館、ロッテワールドなど、たくさんの観光地に無料で入れます。

  • 種類:72時間・120時間のパスと、好きな3か所を選ぶ「Pick 3」(ベーシック・テーマパーク)
  • 72時間・120時間のパスでは、空港鉄道(AREX)とソウルの自転車「タルンイ」も期間中1回ずつ使えます
  • 5日間のeSIMがついています
  • カードは仁川空港・明洞観光案内所などで受け取ります(買ってから30日以内)

どんな人に向いている? 1日に有料の観光地を2〜3か所まわる人です。古宮やカフェめぐりが中心の人は、入場料が安いので、パスがなくても困りません。料金は時期によって変わるので、販売ページで確認してください。

気候同行カード・短期券(だれでも使える)

ソウル市の「気候同行カード(기후동행카드/キフドンヘンカード)」には、旅行者向けの短期券があります。外国人だけのものではありませんが、ソウルで地下鉄やバスにたくさん乗る人には便利です。

期間料金
1日5,000ウォン
2日8,000ウォン
3日10,000ウォン
5日15,000ウォン
7日20,000ウォン
  • カード代3,000ウォンが別にかかります
  • 使えるのはソウル市内の地下鉄とソウルのバスです(新盆唐(シンブンダン)線や広域バスは使えません)
  • 空港鉄道は、仁川空港で降りることはできますが、乗ることはできません
  • 買える場所:ソウル地下鉄の駅の窓口(駅務室)、駅の近くのコンビニ、明洞観光情報センター

情報の出典:ソウル市「내 손안에 서울」(気候同行カード観光券)/ディスカバーソウルパス販売ページ(2026年10月9日確認)

釜山なら「ビジット釜山パス」

釜山・海雲台の海とビーチ
(2006年)
写真:frakorea/Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

「ビジット釜山パス(Visit Busan Pass)」は、釜山市が外国人旅行者のためにつくった観光パスです。40か所以上の観光地に無料または割引で入れます。

  • 使える場所の例:BUSAN X the SKY(展望台)、海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパークのビーチトレイン、松島(ソンド)海上ケーブルカー、スカイラインリュージュ釜山、ロッテワールド釜山
  • 種類:24時間・48時間のパスと、決まった数の施設を選ぶ「BIG3」「BIG5」
  • カード(実券)は交通カードとしてもチャージして使えます。スマホのQRだけのモバイルパスは交通カードになりません

どんな人に向いている? 海雲台や松島など、有料の乗り物や展望台をいくつも楽しみたい人です。使える施設は変わることがあるので、行く前に販売ページで確認してください。

情報の出典:釜山広域市の発表(外国人専用観光パス)/Klook販売ページ(2026年10月9日確認)

空港から市内へ:空港鉄道(AREX)

仁川空港第1ターミナル駅の空港鉄道 直通列車のりば
(2024年)
写真:MNXANL/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

仁川(インチョン)空港からソウル駅までは、空港鉄道(AREX)の直通列車が便利です。途中で止まらず、全席指定で座って行けます。外国人だけの割引ではありませんが、Klookなどで前もってチケットを買っておくこともできます。

また、上で紹介したディスカバーソウルパス(72時間・120時間)には、空港鉄道に1回乗れる特典がついています。パスを買うなら、二重に買わないよう気をつけてください。

韓国人からひとこと:使う前に知っておきたいこと

📝 韓国人からひとこと

  • よかった点:KORAIL PASSや観光パスは、韓国人には買えない、外国人旅行者のためのものです。移動や観光が多い旅なら、上手に使う価値があります。
  • 気をつけたい点:パスは「使った分だけ安くなる」ものです。行く場所と回数を先に書き出して、ふつうに買った場合とくらべてから選んでください。
  • 注意:どのパスも、名前はパスポートと同じにします。即時還付やタックスリファンドではパスポートの実物が必要なので、買い物のときも持ち歩いてください。

日本からの旅行者は「K-ETA」がいりません(2026年12月31日まで)

韓国に入るときの電子渡航認証「K-ETA(ケイイータ)」は、日本のパスポートの人は2026年12月31日まで免除されています。2027年からの扱いは、旅行の前に公式サイト(k-eta.go.kr)で確認してください。

冬は「コリアグランドセール」も

毎年冬には、外国人旅行者向けの大きな割引イベント「コリアグランドセール」があります。2027年は2026年12月23日〜2027年2月13日の予定と発表されています。くわしい特典は、発表されたらこのブログでまとめます。

割引の前に、航空券やホテルを安く準備する方法は「予約サイトはどう使い分ける?」で整理しています。

※掲載情報は2026年10月9日に確認したものです。料金や条件は変わることがあるので、買う前に公式サイトや販売ページで最新の情報を確認してください。写真はWikimedia Commonsで公開されている、商用利用ができるライセンス(CC BY/CC BY-SA)の写真を使っています。

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この記事を書いた人:チャニョン
韓国でテレビ番組・YouTubeを15年つくってきた映像PD(フリーランス)。Mnet「アンプリティ・ラップスター」などの番組づくりに参加。ロケで歩いた韓国の町を、わかりやすく紹介しています。くわしいプロフィール
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